心揺れた出来事
↑我が家の花海棠
↑我が家のスノードロップ
世の中卒業式のシーズンとあって、今年も何件か袴の着付け予約が入ったが、足の痛みが治まらないので友人の店を紹介してきた。
そして昨朝、専門学校講師のGさんから「これから袴持っていくね」と電話が入った。私が事情を話すとGさんはこう言った。
「無論怪我したのは知っているよ。でもだから何? 店を開けている以上痛かろうと苦しかろうと仕事は断るべきじゃないでしょ?
死んだってやるしかないのよ。だって貴女はプロなんだから。そしてそこは貴女のお店なんだから」
足のあちこちに湿布を貼りまくり、その上にサポーターを付け、鎮痛剤を2回分一気飲みして行ったヘアセットと着付け作業は、普段より5分程早く仕上がり、完成度も悪く無い。
「年上の貴女には失礼な物言いだけど、よくチャレンジしてくれたわね。貴女のためにも、無論私のためにも大感動です。貴女は正真正銘の美容師さんだわ。」といかにも教師らしいその物言いに、思いがけなく私は涙を流してしまったのである。
リハビリも頭から無理だと諦めず、何事も挑戦しなければいけないのだと思い知ったからだ。それに気づかせてくれたGさんの私に対する愛情も本当に有難く、自分の拙さを再認識した出来事だった。
そして帰り際に彼女が残したこのセリフにも、私の心は大揺れしたのである。「正直言うとね。貴女の事だから徹底的にキョヒるかもしれないでしょ? だから一応スーツも持ってきたのよね。」
正直、どうかこのカラゲンキの後遺症が出ませんようにと、念じる気持ちもないではないのだが。
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この記事へのコメント
まさ
花海棠たくさん咲きましたね。
スノードロップもきれいです。
Gさん、厳しい人ですねぇ。
その厳しさはご自身が同じような苦しさを味わって経験されたのかも知れませんが。
サチさんも気丈に達成されてGさん心のなかで感謝してますよ。
サチ
案の定、体のあちこちが痛くて悲鳴を上げながら一応仕事だけはしています。
と言ってもカット2人だけですけど。
色々な意味で私は歳を取っていても生き方が甘いなあって感じました。 感情で動きやすい。
いくら煽られても、昨日は受けない方が今日が楽だったようです。
後の祭りですけどね。
Seiko
花海棠、たわわに咲いて凄い♪♪
スノードロップ、なんて上品で素敵なのでしょう♪
Gさんの叱咤激励は、サチさんの実力を知っていればこそ、
とっても有り難く、完成度も素晴らしく、「どうよ」って思いました♪
正真正銘の美容師さんという言葉に
私も感動してウルウルしました。
でも、後遺症が出てるんですね~
どうか早く回復しますように。(人>ω<*)オネガイシマス!
サチ
これから凱旋会見が始まるんだね。
さっきからずっとテレビの前にスタンバってるんだけど、、、。
なんだか体がうまく動かなくて苛々しながら(笑)
人間健康が第一だわねえ。
こんな時でも食い気だけが衰えない自分が笑える(笑)
たまには雨も静かでいいわね。
庭の花達もなんかシーンと静まり返ってるよ。
ぐーま
花海棠、かわいい花を咲かせますね!!
スノードロップもかわいい~!
本当に一粒の涙のよう。
Gさんの叱咤激励はサチさんのプロ意識を
完全に認めたうえでのお言葉でしたね。
さすがです~。
でもさすがに無理は禁物ですよ~。
今が大事ですからね!!
o(*´ゝ∀・)ノガンバ!!