大腿骨転子部骨折闘病記 (8)
↑我が家のアネモネ
さて再び闘病記に。
4階に移って初めての病室は4人の相部屋だった。 薄いカーテンに仕切られた隣人のベッドとの距離は僅か2メートル程。
視界は遮られてはいるものの、看護士さんと患者との会話は手に取るように聞こえてくる。
数日前に手術を終えたらしい高齢と察せられる隣の女性は、深夜12時を超えると決まって大きな声で独り言を言い始める。
「じいちゃん。こんな私を放っておいて何しているのよ。 早く迎えに来てよ。 どうせそっちは閑なんでしょ?」
入院前、図らずも私が何度となく夫の墓前に訴えかけたこの手のセリフを、こんな場所でこの時間に延々と聞かされるとは、、、。
誰も反応しないのでその声はだんだん大きくなる。 優しそうな看護師さんが飛んできて「○○さん、まだ夜中だから静かにしましょうね。」
「そうかい? まだ夜中かい? そりゃあ悪かったなあ。」
看護師さんが戻ると又同じ状態が夜明けまで続くのだ。
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この記事へのコメント
まさ
同室にそういった独り言をいう人がいると眠れないですね。
サチ
コロナのために何度も病室を変わりましたが、
どの部屋にもこうゆう患者さんっていますよね。
若しかしたら私鵜も何か言ってるかもしれないって
考えちゃいました。
Seiko
わぁ、アネモネの花びらの赤が何とも言えない~♪♪
闘病記! なんか、人気の連続ドラマのように楽しみ♪
相部屋って、仲間がいて楽しそうだけど
自由が拘束されるし、他の会話も聞こえまくりなんですね!
わぉ! こんなことがあるんですね!!
深夜に大きな声で独り言って!
しかも、夜明けまで続くって、何とかして欲しい~!!
入院生活の大変さ! つくづく。。。
サチ
相部屋って本当に難しいです。
苦情を言おうと思っても、自分だって寝ている愛小谷何か叫んでいるかも?って思うとね。
でも明日のブログに書く積りだけどとても素敵な事も見ちゃいました。 文句なく嬉しかった出来事です。