↑我が家の水仙
常連のWさんから「お願いがあるんだけど行ってもいい?」と電話が入った。 仕事中だったので1時間程ずらして貰うと、現れたWさんは困り果てた表情でこう言った。
「年金までまだ2週間もあるのに、お金が全然なくて困っているの。」
Wさんは私と同じ79歳、去年専業農家のご主人を亡くした一人暮らしで、低年金受給者の身分も又同じだ。 生活保護を申し込んでも、家と年金があるので対象外と言われたらしい。 「暖かくなれば農作業の助っ人が出来るんだけど今はねえ。」
「良かったら、母屋のお掃除してくれる? 家政婦さんにお願いする積りだったけど、Wさんならうちの事情を良く知っていてくれるから頼みやすいし。 滅茶苦茶汚いんだけど。」
お金を貸すよりは気が楽だと思ったからだ。
「明日から来させてもらうね。」と喜んで帰ろうとするWさんを引き留め、冷蔵庫にある食料や買い置いた調味料等を渡しながら、姑の介護に明け暮れた経験を持つWさんなら、きっと私の悩みも判ってくれると嬉しくなったのである。
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この記事へのコメント
プリウス
昨日新任研修会に行き、我々民生委員が
どう活動するか学んできたところです。
どういう風にご家庭を訪問するか勉強しました。
机上だけでは解決しない、ケースバイケース
でしょうから、土地も違えば事情も様々。
サチさんのブログを読み、自分も年取り、年金自給者
その苦労をシミジミ感じています。
サチ
確かに地域の色と言うか事情と言うか歯あるでしょうね。
でもお役目がかなり大変なものであることは同じ。
お世話になる我々は感謝しなければ。
今朝は5時くらいから母屋からドタンバタンと派手な音が聞こえてきます。
今日は可燃物の日なので、Wさんが奮闘してくれているのでしょう。
私も早く行ってみなければ。 でも凄く寒くて(-_-;)
年金生活はとても大変らしくこの地域は農業従事者が多いので、
皆国民年金なんですよね。
あるもので助け合って生きていくしかないですよね。
私なりに頑張っていこうと思っています。
toty
それに備えた人では、すごい格差がありますよね。
今回の方のように、仕事できる方と
気楽に頼める人が欲しいサチさんと
うまくマッチできれば、
ヘルパーさんという仲介を必要とするシステムより
(そこに人が介在すると、費用も発生するから)
よっぽどうまくいくと思います。
いいお仲間がいて、よかったですね。
Seiko
水仙って儚げでそれでいて芯がしっかりしてる女性のようで、
なんかとても惹かれます♪♪
好きな花の一つです~♪♪
そっか! そっか! それ、名案ですね!!
Wさん、良かったですね~~!!
サチさんも助かるし、ほんと名案ですね!!
お土産も差し上げて、サチさん、救世主だわ~~♪♪
政治家さんよりサチさんですね!!
アッパレです!!
それに、母屋も綺麗になると思うと、お互いに嬉しいですね♪♪
フムフム
母屋の掃除は名案。タイミングもGoot。
世話焼きさんも想定内に。
お金の為に働くことに理由は不要。
片付くことと人助けと必ずサチ様に良いことが。
やはり、小学校からの経済学習をカリキュラム導入を是非。
サチ
良いお天気だけど風が強くて何もする気になれません。
私もあまり蓄えはありませんが、やはり取り崩し始めると心細いです。
まあ なるようになるのでしょうけれどね。
Wさんの場合はちょっとお気の毒。
ついこの間まで屋ン委沢山お金がかかって、ご主人亡きあとはk院を切り崩しながら介護してきたみたいです。
ご本人が丈夫なだけが取り柄だと言ってました。
でも高齢ですからねえ。 心細いと思います。
ご本人はそれなりに真面目に蓄えてきたんでしょうけれど。
世の中本当にサマザマですよねえ。
サチ
今日は良いお天気なんだけど、隣で二人が働いていると思うとなんか落ち着かないです。 20時とお昼と3時のお茶も結構面倒です(ここだけの話)
最低でも後2日かかるって。
今日は姑の部屋だけで手いっぱいみたいです。
トイレとお風呂場とキッチンが物凄いから、、、。
でもいったん普通になれば、風も通せるし誰が来ても気を使わずに済むから
私も気が楽になれそう。
全ての部屋のガラクタを捨てたり大きなものは納屋に入れてもらって、
ろっ骨が治ったら切り刻んで捨てれば普通の家と同じになると思います。
その後は使わないのだから時々風を入れて月に一度くらい掃除をすれば、
誰に見られても普通の空き家になる。
もう私にしたら何より嬉しいです。
自分の家はかなりダンシャリも出来ているので、
今まで同様励めば何とかなるでしょうから。
咲は長いけどね。
家政婦さんエピソード、面白そうな事は何も起きないわ。 残念。
サチ
母屋のお掃除、なんか大変な事になっていますが私は自分の家のお掃除を、、、。
農家の実情って、私もあまり詳しくはないのですが大変なようです。
Wさんは結構きちんとした人で、自分の老後の蓄えはあったようなのに、
義父母の介護や治療で皆使い果たしたらしいです。
一人で抱え込むと大変なんでしょうね。
考えると私の家族は皆急死で、彼女の苦労を思えばいい方だったかもしれません。
母屋が普通の空き部屋になって、誰に見られても抵抗なくなれば私はどれ程気が楽かと、、、。 今はそれだけが楽しみです。
まあ
やっぱりお姑さんに仕えてその後始末も沢山。
私も同じです。
サチ
私達の世代では避けられない問題ですよね。
早く良い方向に向けなければ自分の人生損するのは自分なんですものね。
判って下さってありがとうございます。