大腿骨転子部骨折闘病記 (8)
↑我が家のアネモネ
さて再び闘病記に。
4階に移って初めての病室は4人の相部屋だった。 薄いカーテンに仕切られた隣人のベッドとの距離は僅か2メートル程。
視界は遮られてはいるものの、看護士さんと患者との会話は手に取るように聞こえてくる。
数日前に手術を終えたらしい高齢と察せられる隣の女性は、深夜12時を超えると決まって大きな声で独り言を言い始める。
「じいちゃん。こんな…
独りきりの美容室で、気ままに接客しているローカル美容師です。
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