抵抗あり

花壇の最も目立つ場所のルリタマアザミが色を付け始めた。 毎朝少しずつ色を増すので楽しみにしていると、Yさんが「今年も貰っていくよ~。」と切り取った5本程を手にしていた。 「あら 今年は早いわねえ。」と笑顔で頷いたが、正直「早すぎる。私だってまだ切ってないのに。」と口惜しかった。 日頃嫌と言うほどお世話になっているのだから諦めればいいのにと、その未練がましさが我ながら嫌になったが、…

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