羹に懲りてなますを吹く

↑我が家の椿 一昨日は奇跡的に右手の痛みが止まったが、カットが続いた昨日は4人目でほんのちょっとだが痺れを感じた。 右手を使えない悲劇に懲り懲りの私は、直ぐに店を閉めて手を休めた。 その上つい使ってしまうことを恐れ、痛くもないのに三角巾で肩から吊ったのである。 それを見た人たちは、皆驚いて小さな事も助けてくれるので心苦しく、本当は庭に居たかったのに、しぶしぶ家に引きこもりフェン…

続きを読む

嬉しかったミラクル

↑我が家のフリージャー 昨日の一番客はHさんだった。 「左手でいいからお願いできる? 明日人寄せなの。」 始めるとHさんは言った。「無理に右じゃなくていいんだよ。」 言われて初めて気付いたが、左手で始めたのにいつの間にか右手に鋏を握っていつものように切っているではないか。 しかも痛みは全く感じないのだ。 セット台に使い終わったトリガーを置き、習慣で平常通り右使いの鋏を持ったよう…

続きを読む

花と愛犬と

↑我が家のベルフラワー 右手の怪我を知ったUさんが、ベルフラワーの小鉢を持ってお見舞いに来てくれた。 紫の小花が満開の鉢を見て愛犬ベルが尾を振りながら近づいてきた。 「同じ名前だね」とUさんが話しかけ、ベルは嬉しそうに花に鼻を近づけた。 「早く治るといいね。 それまではユックリ休んでね。」と帰って行ったUさんの後ろ姿を、ベルと共に見えなくなるまで見送ったのである。 ブログ…

続きを読む