自分なりの気分転換

冷静な気分を保ちたくて、仕事を早仕舞いして秩父長瀞に向かった。 亡き夫と何度も通った宝登山神社のこの静かな佇まいが私は大好きだ。 あちこち歩き回ると、気分は何とか取り直せたものの、足が疲れて歩くのが嫌になった。 和銅温泉につかり、やっとの思いで長瀞駅に戻り、1時間待って電車にのって熊谷に帰った。 タクシーで我が家に。 例によってベルの大歓迎を受けマッサージ椅子に倒れ込ん…

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怒髪天を衝く

全ての髪の毛が逆立つような口惜しい経験をした。 その悔しさを何とかして癒さないと仕事も家事も手につかない。 一生懸命考えて思いついたのは、家中の不必要な壊れ物を割る事だ。 大皿や人寄せ用の茶わん等々、母屋から引きずり出して大きなバケツに投げ込み、破片が散らないようにネットを掛けて、大きなハンマーで叩きまくった。 吃驚する程大きな音が発生したが、日曜日のせいか誰も駆けつけてこ…

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皇帝ひまわりの裏切り

春先に植えこんだ皇帝ひまわりにやっと蕾が付いた。 昨年の茎を切り取り、挿し木で苗を3本作り、KさんとHさんに1本ずつあげて残りを植えたものだ。 急な寒さもあったりして、今年は咲かずじまいかと案じていたので無性に嬉しくなり、その喜びを分かちあおうとKさん宅に行くと、なんと既に開花しているではないか。 少なからずショックを受け、立ち尽くす私に気付いたKさんは言った。 「パーマやさんは…

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